ピクミン2 最小撃破縛り 考察と攻略
GC版ピクミン2で、生物図鑑に載っている生物の「たおした数」の合計を最小化しようとする縛りプレイを行った。結果は58体だった。
(21年4月25日追記) 後になってかなり大幅な更新余地があると判明して来たので、追加のセクションを設けて追記した。今までに書いた記事本文の改変は、煩雑になってしまいそうなので、行っていない。
ルールと結果
設定した縛り等
- 生物図鑑に載る生物の「たおした数」の合計の最小化を目指す
- 死なせて良いピクミンは1匹まで
- 1匹は初日ゼンメツのため。2日目以降は無犠牲
- ゲキカラスプレーは使わない
- ゲキニガスプレーはサクレショイグモが出るフロアだけ使用可
- 実際に用いたのは、地下の秘密基地の地下5階と水中の城の地下4階の2箇所
たおした敵の一覧
生物名 | たおした数 | たおした場所 | 階層 |
---|---|---|---|
アカチャッピー | 1 | けだものの穴 | 5 |
テンテンチャッピー | 6 | デメマダラの王国 | 1 |
6 | |||
ヘビガラスの穴 | 1 | ||
のぞみの大地 | |||
夢の穴 | 12 | ||
13 | |||
テンコチャッピー | 2 | ヘビガラスの穴 | 5 |
6 | |||
クマチャッピー | 2 | 辺境の洞窟境の洞窟 | 3 |
食神の台所 | 4 | ||
ヤキチャッピー | 3 | ねむりの谷 | |
水中の城 | 1 | ||
百戦錬磨の穴 | 9 | ||
ハチャッピー | 1 | 水中の城 | 2 |
フタクチドックリ | 1 | ヘビガラスの穴 | 4 |
フーセンドックリ | 2 | 混沌の魔窟 | 7 |
夢の穴 | 7 | ||
アオケダタラ | 1 | 水中の城 | 3 |
シャコモドキ | 1 | クモの根城 | 4 |
カマドフマ | 1 | ヘビガラスの穴 | 5 |
コマンマン | 1 | 夢の穴 | 10 |
オオマンマン | 2 | シャワールーム | 3 |
夢の穴 | 6 | ||
ツブラメケメクジ | 1 | まどいの水源 | |
イモガエル | 1 | クモの根城 | 2 |
マロガエル | 2 | デメマダラの王国 | 4 |
混沌の魔窟 | 6 | ||
ミウリン | 1 | 辺境の洞窟 | 5 |
ペレット草 | 6 | ねむりの谷 | |
クイーンチャッピー | 3 | 辺境の洞窟 | 8 |
けだものの穴 | 5 | ||
百戦錬磨の穴 | 11 | ||
ヘビガラス | 3 | 白い花園 | 5 |
ヘビガラスの穴 | 3 | ||
6 | |||
ダマグモ | 2 | クモの根城 | 5 |
百戦錬磨の穴 | 14 | ||
ダイオウデメマダラ | 3 | デメマダラの王国 | 7 |
混沌の魔窟 | 4 | ||
百戦錬磨の穴 | 10 | ||
オオパンモドキ | 1 | 食神の台所 | 6 |
アカヘビガラス | 2 | ヘビガラスの穴 | 7 |
百戦錬磨の穴 | 4 | ||
ダマグモキャノン | 2 | 地下の秘密基地 | 9 |
百戦錬磨の穴 | 13 | ||
ケメクジ | 2 | シャワールーム | 7 |
百戦錬磨の穴 | 7 | ||
アメボウズ | 1 | 水中の城 | 5 |
ゴロムシ | 1 | 混沌の魔窟 | 10 |
ゾウノアシ | 1 | 百戦錬磨の穴 | 15 |
ヘラクレスオオヨロヒグモ | 1 | 夢の穴 | 14 |
合計58体。ペレット草以外の52体は全てお宝持ち。
証拠動画
「たおした数」の内訳を動画で示したもの。説明文に本記事へのリンクを含む。
重要事項
本縛りプレイの限界を考える上で重要と考えられる事柄を述べる。
「たおした数」について
- 「たおした数」はピクミンの攻撃やオリマーのパンチに限らず、タマコキンの砲撃、フタクチドックリの岩、爆発等で生物が死んだ時も増加する
- 生物の体力が0になった後、すぐに画面から外し、ピクミンも近づけなければ「たおした数」は増加しない
- 洞窟で生物が場外に落下した時、「たおした数」は増加しない
- コガネモチ、オオガネモチ、オナラシはひっくり返して消滅させても「たおした数」は増加しない
- ゲキニガスプレーで石化して粉砕すると「たおした数」が増加する
- ピキマキはピクミンを当ててタマゴを落とさせると「たおした数」が増加する
- 倒しても復活する敵は、倒す度に「たおした数」が増加する
- のぞみの大地のタマコキンで検証
- 歩かないタマコキン、埋まっているフタクチドックリは倒しても「たおした数」が増加しない
- 初めてこの生物を倒した場合、図鑑にも登録されない
- 恐らく違う生物として扱われている
余談だが、歩かないタマコキン、埋まっているフタクチドックリは通常のものと体力が異なる(らしい)。ヘビガラスは体力が異なる(っぽい)個体が居るが、同じ生物として図鑑に登録される。
ピクミンの増やし方
「たおした数」を増加させない方法
めざめの森に到着した以降は、「たおした数」を増加させることなく、ピクミンを増やすことができる。 何度でも使える方法は以下の通り。
- めざめの森でコガネモチをひっくり返して1ペレットを出現させる
- めざめの森でオオガネモチをひっくり返して5ペレット3個を出現させる
- ポポガシグサを使う
- 地下の秘密基地、ヘビガラスの穴、クモの根城、食神の台所、シャワールーム、混沌の魔窟、百戦錬磨の穴にある
- 地下のポンガシグサ、ポポガシグサを用いて、赤・青・黄のいずれかのピクミンを絶滅させる
- ねむりの谷に居るフタクチドックリを倒して回収する
1度しか使えないが、結果的に「たおした数」を増加させることなくピクミンを増やせる方法は以下の通り。
- 地上に居るお宝持ちの生物を倒して、死骸とペレットを回収する
- ねむりの谷のヤキチャッピー、まどいの水源のツブラメケメクジ、のぞみの大地のテンテンチャッピー・びっくり菊が該当する
- 水中の城でお宝持ちのハチャッピーを倒し、仲間にしたコッパチャッピーをポンガシグサで紫か白に変換する
この他、ルーイまたは社長を操作して赤オニヨンに近づくと初回に限って1匹増える。
ねむりの谷での増やし方
めざめの森に行く為に必要なスフィアマップのある始まりの洞窟に入るには紙袋を潰さなくてはならず、35匹の赤ピクミンが必要である。
「たおした数」を最小にするには、初日をピクミンゼンメツで終え、1ペレット→1ペレット→5ペレット→10ペレット(4日目~)→10ペレット(7日目~)→5以上のペレットの順に回収する。これでピクミンは1→3→5→10→20→30→35以上と増える。
1ペレット→アカコチャッピー(2日目)→5ペレット→10ペレット(4日目~)→10ペレット(7日目~)→5以上のペレットと回収しても「たおした数」の合計は変わらない。この場合、1→3→7→12→22→32→37以上と増加する。また、ルーイを操作して赤オニヨンに近づくことで更に1匹増やせる。ただし、5ペレット、10ペレット回収までの手数も35匹以上に増えるまでの手数も変わらないので、「たおした数」の合計は変わらない。
ペレットのみを回収した場合、リーダーの切り替えができないので後者を推奨。今回は前者の方法を用いた。リーダーの切り替えが可能になる条件については以前の記事を参照。
お宝を持っている生物の一覧
備考欄について
- 無:倒しても「たおした数」が増加しない
- 餅:ひっくり返すだけでお宝を落とすので倒す必要が無い
- 落:場外に落とせることを確認している敵
ねむりの谷
場所 | 生物名 | 備考 | |
---|---|---|---|
地上 | ヤキチャッピー | ||
地下の秘密基地 | B3 | フタクチドックリ | 無 |
B7 | タマコキン | 無 | |
B9 | ダマグモキャノン | ||
辺境の洞窟 | B3 | クマチャッピー | |
B5 | ミウリン | ||
B8 | クイーンチャッピー |
めざめの森
場所 | 生物名 | 備考 | |
---|---|---|---|
けだものの穴 | B4 | アカチャッピー | |
B5 | クイーンチャッピー | ||
白い花園 | B5 | ヘビガラス | |
デメマダラの王国 | B1 | テンテンチャッピー | |
B4 | オオガネモチ | 餅 | |
マロガエル | |||
B6 | テンテンチャッピー | ||
B7 | ダイオウデメマダラ | ||
ヘビガラスの穴 | B1 | テンテンチャッピー | |
B3 | ヘビガラス | ||
B4 | フタクチドックリ | ||
B5 | カマドフマ | ||
テンコチャッピー | |||
B6 | ヘビガラス | ||
テンコチャッピー | |||
B7 | アカヘビガラス |
まどいの水源
場所 | 生物名 | 備考 | |
---|---|---|---|
地上 | ツブラメケメクジ | ||
クモの根城 | B2 | イモガエル | |
B4 | シャコモドキ | ||
B5 | ダマグモ | ||
食神の台所 | B4 | クマチャッピー | |
B6 | オオパンモドキ | ||
シャワールーム | B3 | オオマンマン | |
B7 | ケメクジ | ||
水中の城 | B1 | ヤキチャッピー | |
B2 | ハチャッピー | ||
B3 | アオケダタラ | ||
B4 | オオガネモチ | 餅 | |
B5 | アメボウズ |
のぞみの大地
場所 | 生物名 | 備考 | |
---|---|---|---|
地上 | テンテンチャッピー | ||
びっくり菊 | |||
混沌の魔窟 | B2 | ヤキチャッピー | 落 |
ヤキチャッピー | 落 | ||
ヤキチャッピー | 落 | ||
B4 | ダイオウデメマダラ | ||
B6 | マロガエル | ||
B7 | フーセンドックリ | ||
B10 | ゴロムシ | ||
百戦錬磨の穴 | B4 | アカヘビガラス | |
B7 | ケメクジ | ||
B9 | ヤキチャッピー | ||
B10 | ダイオウデメマダラ | ||
B11 | クイーンチャッピー | ||
B12 | オオガネモチ | 餅 | |
B13 | ダマグモキャノン | ||
B14 | ダマグモ | ||
B15 | ゾウノアシ | ||
夢の穴 | B2 | タマコキン | 無 |
B3 | クマチャッピー | 落 | |
B5 | ヤキチャッピー | 落 | |
B6 | オオマンマン | ||
B7 | フーセンドックリ | ||
B10 | コマンマン | ||
B12 | テンテンチャッピー | ||
B13 | テンテンチャッピー | ||
B14 | ヘラクレスオオヨロヒグモ |
更新余地
- お宝を持っている生物をより多く落とす
- お宝を持っている生物を倒した直後にお宝を遠くに弾き飛ばす
- より少ない手数でピクミンを35匹まで増やす
上記3つの内いずれかを実現すれば、更に「たおした数」の合計を小さくできる。
攻略法
ここからは、実際のプレイで用いる攻略法について書く。
基本戦略・基礎知識
まず、本縛りプレイの実践において重要な知識と戦略について述べる。本縛りプレイにおいて特別な攻略法が有効な箇所は少なく、難所も多くはこれらの方法を組み合わせて徹底することで突破する他ない。
ファイルのコピーと生物図鑑の確認
本縛りプレイでは、誤って敵を倒してセーブしてしまった時に備えて、ファイルを適宜コピーしながら進めていく。
サクレショイグモ等、誤って倒してしまいがちな敵が出現するフロアに到達したら、ゲームを中断してファイルをコピーしておき、次のフロアに至ったら、セーブせずに洞窟を出て1日を終え、生物図鑑を確認する。
画面外し
ピクミン2の多くの生物は、画面に映っておらず、ピクミンが近くに居ない時、全く動かない。映す範囲を狭める一般的な方法は、カメラを見下ろし型にしてズームインすることである。
ミヤビフタクチ等、感知範囲が広い敵では、実質的な感知範囲を狭めることができる。
画面外でも自由に動き回れる例外的な生物には、チビクマ、クマチャッピー、タマコキン、ハオリムシ、ウジンコ♀、ウジンコ♂などがいる。
行動範囲と誘導
ピクミン2の多くの生物は、初期位置を中心とした円形(?)の行動範囲を持っており、この範囲から外れると、初期位置に戻っていく。
例外もあり、例えばチビクマは行動範囲が設定されていない為、どこまでも誘導して連れて行ける。このような敵は予め運搬経路から引き離しておくと安全。
行動範囲が設定されている敵でも、行動範囲の端まで誘導した後、攻撃を空振りさせる等して隙を作った上で画面から外すことで、運搬ルートから引き離すことができる。この方法は多くの難敵、難所に対して有効で、非常に重要な戦法である。
感知範囲と壁越しの囮
ピクミン2の生物が、ピクミンやオリマー達に気付く範囲は、生物の向いている方向を考慮するものの、壁等の障害物を全く考慮しない。また、多くの生物は、ピクミンやオリマー達の中から最も自分に近いものに向かっていく。この為、壁越しに囮を置いて引き付けることができる。
解散したリーダーは勝手に敵を避けようとしたり、ピクミンは壁越しの敵に反応して位置がずれたりすることもあるが、寝ているリーダーならこのような心配はない。ただし、リーダーは2人しか居ないので、ピクミンを囮に使うと有効なことが多い。
また、ピクミン2の生物は高さも考慮しない為、段差の上に囮を置けることもある。
お宝の運搬方法と運搬経路
多くの場合、お宝は最大数の白花ピクミンで運ばせるのが最適である。運搬速度が速い為、多くの生物の攻撃を振り切れる。前述したように生物を画面に映さないでおくと感知範囲が狭まるので、運搬中の様子は見るべきでない。ブタドックリ、エレキムシ、フタクチドックリ、ハオリムシ等はこの対処で充分。
運搬するお宝が大きく、敵を振り切れない場合には、最小数の紫ピクミンにお宝の1点を持たせ、運搬中はルート上の生物をリーダーで引き付ける方法が有効である。誘導して画面から外してもコチャッピーを運搬ルートから外せない時等にこの方法を使う。
また、洞窟では、運搬中のピクミンは既に通った(スタートメニューのマップに表示されている)経路を優先して通る為、ある程度運搬ルートを制御できることがある。
ランダム性について
ピクミン2の洞窟は、地形も、生物やお宝の配置もランダムであるフロアが多い。難所も、結局は試行回数を重ねる内に楽な配置を引いて突破できる。
敵ごとの性質や対策
何らかの対処が有効であるか、あるいは特別注意すべきことがある生物について述べる。
チャッピー(大型)
噛み付きの判定が広く、運搬ルート上に居ると白で運んでも振り切れない。運搬ルート上に居る時は、起こして誘導して画面から外すのが基本。
位置によっては一度起こして背を向けて寝させると良いこともある。
コチャッピーとダンゴナマズ
理不尽な配置で出現することの多い難敵。行動範囲が狭く、その内側でも初期位置からのずれが大きい時にピクミンを見失うと、初期位置に戻ってしまう。運搬や作業の妨げになる場合、行動範囲の端まで誘導して画面から外すのが基本。ゲート前に群れが居る場合等もこれで対処可。
小さなお宝を運ぶ場合、白ならほぼ振り切れるので対処不要。
また、コチャッピーがこちらに気付くのは右を向いた瞬間だけである。沢山のピクミンを連れて横を通る時はタイミングを計ると良い。
チビクマ
行動範囲が設定されておらず、どこまでも誘導できるので、予め進路上から大きく外しておく。
クマチャッピーと同時に現れる場合、壁越しに囮を配置して、背後から近付いてチビクマだけを誘き出す。クマチャッピーよりチビクマの方が方向転換が速いので分離できる。
ハチャッピー
どこまでも歩き回るので壁越しに囮を置く。
フタクチドックリとミヤビフタクチ
距離が離れている内にズームアウトで位置を確認し、近くを通る時はズームインで映さないようにする。
反応が鈍く、直接犠牲を出すことは稀なので、運搬は白に任せて何も対処しない方が却って良いことが多い。
状況に応じて、リーダーを寝かせたり、壁越しに囮を置いたりすると良い。寝ているリーダーは岩でダメージを受けず、岩を砕くことができる。
ミヤビフタクチの岩は壁に傾斜があるとなかなか砕けず、よく自殺してしまうので注意。
フーセンドックリとアオケダタラ
紫1匹を囮にしておくか、あるいは運搬を紫ピクミンに任せる。
タマコキン
壁などの障害物越しに囮を置くのが基本。砲撃されないギリギリの距離に居れば誘導できる。
障害物の無い場合、一時的な対処として解散したリーダーを囮にする方法がある。砲弾が直撃することは少ない為、ある程度の時間はダウンせずに耐えられる。
エレキムシ
2匹のエレキムシが同時に動ける時間が暫く続かないと放電しない為、お宝は白に運ばせて見ないようにするのが有効。
紫でお宝を運ぶ時は、見下ろしズームイン視点にして、映ったものをひっくり返していくと良い。
コマンマンとオオマンマン
誘導して画面に入れない、壁越しに囮を配置する他、
など特有の対処が有効で、一見厄介な位置に居ても対処法が沢山ある。
コマンマンはピクミンを1匹は連れていないと誘導できない点には注意。
また、ピクミンが吸い込まれてから死ぬまでは40秒かかるので、その間に次のフロアに進めば助かる。
サクレショイグモ
最大の難敵。基本的に起爆したらリセット。
屈んでいるサクレショイグモは、ピクミンたちを発見すると、立ち上がる→方向転換する→歩き出す→起爆するという順に動作する。進路上に居る時は一気に近付いてゲキニガスプレーを掛けて石化する。また、動作の順から分かる通り、ややシビアだが誘導は可能。
落下して来る時はすぐに距離を取れば起爆しない。また、こちらの移動速度とサクレショイグモの向き次第では、ズームイン視点を使えば、起爆させずに横を通れる。
屈んでいる時は、少なくとも運搬中のピクミンを感知する範囲が狭いので、何も対処しない方が良いこともある。
イモガエルとマロガエル
大体同じ方向に2回跳ばせると行動範囲外になる。1回跳ばせて運搬ルートから外すのが基本。
マロガエルは感知範囲が広いので、映さない対処も有効。
マロガエルは、壁越しに囮を置くと、壁に当たった時に水平方向に大きく弾かれる為、あまり安定しない。
びっくり菊
地表に出る時は俊敏で、白で運搬していても振り切れない。予め地表に出しておき、行動範囲の端で攻撃を空振りさせて画面から外しておくのが最も安全。
場所ごとの特別な攻略法
特筆すべきことのある場所の攻略法について述べる。難所はこれ以外にも多々あるが、基本を組み合わせて徹底するほかない部分は何も書いていない。
地下の秘密基地 地下5階
予め20個ほどゲキニガスプレーを用意しておく。お宝の場所まで移動する時も、お宝を運ぶ時も、サクレショイグモには先制してゲキニガスプレーを掛けていく。行きは落下して来るものを無視して良い。
サクレショイグモは高さを考慮せず反応するので、ポッド周辺のピクミンは片方のリーダーで端にまとめて、できるだけ反応させないようにする。
スプレーを使わずに突破する現実的な方法は思いつかない。
地下の秘密基地 地下7階
歩き回れるタマコキンは誘導して落とせる。
サクレショイグモはお宝を持ち上げた時に出現する。お宝が通路の終点にある時は出現するが、ドーナツ型通路の内側の足場や、広場にある時は出現しない。
今回のプレイでは2回に分けてお宝を回収し、サクレショイグモが出現しない配置を引いたのだが、誘導で対処できたと思う。
辺境の洞窟 地下8階
ベビーチャッピーを50匹生ませ、上図の斜線部に引っ掛けてから、ボス戦を開始する。初期配置のものが1匹、斜線部よりポッドに近い所に居るので、最初に誘導する。また、後から生まれたベビーチャッピーは画面に映さないと動かない(?)為、これらも誘導する必要がある。それ以外はポッド周辺に居るだけで斜線部に集まる。
クイーンチャッピーとの戦闘中は、間欠泉の所にピクミンを置いて囮にしておくと良い。
ヘビガラスの穴 地下6階
2日目にアカコチャッピーを倒していない場合、ここでテンコチャッピーを倒して地上に出た後、洞窟に入るか1日を終えるかしてセーブするまでにゲームを中断してしまうと、「たおした数」を増加させることなくリーダーの切り替えができなくなってしまう。必要であればファイルをコピーしておく。
食神の台所 地下4階
太い積木の枠は、クマチャッピーなら越えられるが、チビクマが越えられないので、これを用いて分離すると良い。
食神の台所 地下6階
まず、パンモドキの巣穴の左側、手前側の電極2組を壊しておく。あとはその周辺で待機し、パンモドキがお宝を持って来たら、紫2匹で横取りする。エレキムシが運搬の妨げになる時はひっくり返す。
オオパンモドキは紫ピクミンを上から落とせばダメージを与えられる。
シャワールーム 地下6階
土管のどこかにサクレショイグモが居るので、最初に位置を確認して、近づかないようにしておく。サクレショイグモは、少なくとも本体を画面に映さず少数の紫ピクミンでお宝を運搬している限り、初期位置でも反応しないので特別な対処は不要。
ゲートの先等の小部屋にあるお宝(多くの場合は推定物体GF)は、持ち上げた時にキショイグモが降って来るので、白で一気に運ぶと良い。
水路の奥にあるお宝は青で水揚げして紫で運ぶ。運搬中はオリマーで敵を引き付けるしかないが、通路が狭いので配置によって限界がある。稀に水路が形成されない地形があり、楽に攻略できる。
広場に居るテンコチャッピー、テンテンチャッピー、マロガエル等は基本通り誘導して画面から外す。ゲートの前にテンコチャッピーの群れが居てもこの方法で作業できる。
水中の城 地下4階
確認した限り、サクレショイグモは、狭い通路・ゲート奥の小部屋・土管の中に出現せず、大部屋の平地・土管外の水辺に出現する。進路上に出現したら、先制してゲキニガスプレーをかけて石化して進む。
ハチャッピー2匹は壁越しに囮のピクミンを配置しておく。
サクレウラメは出現してもできるだけ画面に映さないようにする。
アメボウズが出現するとハチャッピーが殺されるので、攻略は5分以内に行う。
未達成だが、サクレショイグモは誘導できるので、スプレー無しでも突破できると思う。
のぞみの大地(ヨクノミなど)
まずは毒ゲートを壊す。橋を架けずに白で泳いで渡る。ハオリムシは架かってない橋の水辺側に引っ掛けておく。タマコキンはリーダーが引き付ける。ゲートを壊したら洞窟に入る等してセーブすると良い。
次に、地上に到着したらピクミン1匹を連れてすぐに毒ゲートがあった所の内側へ向かう。タマコキンがびっくり菊の居る方面に居ることに賭け(体感では3分の1くらいの確率、外したらリセット)、Aの位置にピクミンを投げておく。この領域の外壁の上側には見えない壁があって砲撃を防げるので、これでタマコキンを無力化できる。
次に、ハオリムシをこのゲートの内側に引き入れ、更に手前側のテンテンチャッピーを起こし、この2体をBの位置に誘導する。リーダーの1人はすぐに外壁の外側、Cの位置に移動して寝る。
これでヨクノミ、ドッキリタケを運び出せる。ドッキリタケ、ヒラノミは最大数の白花ピクミンで運べば、道中のアカコチャッピーを振り切れるが、ヨクノミを運搬する場合はアカコチャッピーを引き付ける必要がある。
のぞみの大地(キノポックリ方面)
水中のゲートの前にはシャコモドキが居るが、攻撃を空振りさせた後に青ピクミンをゲートに配置し、以降画面に映さなければ、ゲート破壊を妨害されることはない。
混沌の魔窟 地下2階
上図の様にポッド周辺に居るヤキチャッピーは、Aで示す隅で穴の方を向かせて攻撃を空振りさせ、すぐに穴の奥側へ移動すれば落とせる。ヤキチャッピーがこちらを見失わないよう、視点はずっとズームアウトで良い。
上図の様にポッドと反対側に居るヤキチャッピーは次のようにして落とす。
- Aで示す段差の上にピクミンを投げておく。
- ヤキチャッピーを起こし、Bで示す隅で攻撃を空振りさせる。
- Cで示す隅で攻撃を空振りさせ、すぐに見下ろしズームイン視点にして画面から外す。
- Aで示す位置よりヤキチャッピーから遠い位置に移動し、ヤキチャッピーの方を向いて画面に映す。
- ヤキチャッピーがピクミンを発見し、段差を上ってAの位置に移動するので、ギリギリでピクミンを呼び、見下ろしズームイン視点にしてヤキチャッピーを画面から外す。
- 2.の手順を行ってヤキチャッピーにAの方向を向かせていないとピクミンが感知されない
- Cで示す隅に移動し、ヤキチャッピーを画面に映すと、ヤキチャッピーは場外に落下していく。
2回で突破してるのでこれ以外の位置のヤキチャッピーの落とし方は知らない。
混沌の魔窟 地下8階
タマコキンは壁越しに囮を配置して引き付ける。
お宝は紫ピクミンに運ばせる。運搬ルート上のアカコチャッピーは誘導して窪地に落としておく。平地のアカコチャッピーは、誘導→画面外しと、運搬中に直接引き付ける方法を使い分けて対処する。運搬ルートが平地続きだと限界がある。
百戦錬磨の穴 地下3階
寄り道をせず、お宝を回収して次のフロアへ向かう。サクレショイグモは出ないことを祈る。
囮、作業、運搬のいずれも紫ピクミンが活躍する。
百戦錬磨の穴 地下7階
終始見下ろしズームイン視点にしておく。最初に全ピクミンを引き連れてケメクジを倒し、お宝を回収する。ケメクジは、リーダーの切り替えを繰り返せば殆ど動かない。
百戦錬磨の穴 地下11階
リーダー1人をポッド付近に残し、残りの全員でクイーンチャッピーの頭側に回って戦う。クイーンチャッピーの後を抜ける時は、最初に出現したベビーチャッピーを左右どちらかに少しだけ誘導し、2匹目が生まれる前に通り抜ける。
百戦錬磨の穴 地下15階
(1回で突破したのでクラゲの配置が固定か分からないのだが)手前側のオオマンマンは行動範囲の外、ポッドのある部屋側に囮のピクミンを置いて引き付ける。残りのクラゲは画面に映さないよう、見下ろしズームイン視点にしてゾウノアシを倒す。
夢の穴 地下3階
クマチャッピーは場外に落とす。クマチャッピーはピクミンが居ないと落下して来ないので、1匹抱えたまま誘導すると良い。
夢の穴 地下4階
お宝と穴の位置を確認したら、見下ろしズームイン視点で進み、お宝は白花15で運ばせて何も対処しないのがおすすめ。
夢の穴 地下5階
ヤキチャッピーが落とせない配置ならリセット。
夢の穴 地下6階
見下ろしズームイン視点にして、オオマンマンだけをポッド付近に誘導して倒す。
夢の穴 地下10階
最初に、解散を連打しながらリーダー1人で飛び出し、タマコキンを引き付ける。高い切り株越しに位置すれば安全だが、誘導できなくても、タマコキンの砲弾は着水すると爆風が発生しない為、足元の砲弾が直撃しない位置で寝るだけで良い。
残りの敵は、誘導→画面外しと運搬中の直接誘導で対処。コマンマン誘導の為に青ピクミンは16匹以上連れて行くと良い。
また、ポッドに近いコマンマンは、スタート地点の切り株上までやって来るので、最初は画面に映さないようにする。
夢の穴 地下13階
お宝を持っているテンテンチャッピーをポッド付近に引き寄せ、紫ピクミンで倒す。
後に判明した更新余地と考察
更新余地として
- お宝を持っている生物をより多く落とす
- お宝を持っている生物を倒した直後にお宝を遠くに弾き飛ばす
- より少ない手数でピクミンを35匹まで増やす
の3つを挙げておいたが、その全てに対応する更新余地があることが分かった。今の私には実践が困難なものもあるので、参考資料を示しつつ、その内容についてここで簡潔に触れておくこととする。
1.に関してはそのままで、生物を場外に落とせる箇所が他にもあると判明した。2.に対応するものとして、お宝を遠くに弾き飛ばさなくても、敵を倒しつつ、倒したことを観測せずにお宝を回収することができる箇所がいくつもあると判明した。3.はめざめの森に行くまで「たおした数」を増やさずにピクミンを増やす方法がないことを想定して書いたものだが、35匹まで増やさなくてもめざめの森へ行けることが判明した。
まず、1.と2.に関する更新余地を不時着氏からコメントでご教授頂いた。内容については下部のコメント欄を参照して欲しい。
また、2.に関して、Grassdigger氏がLow-Piklopedia Challengeを行っており、倒した敵を観測しない様々な手法を披露している。
https://www.youtube.com/watch?v=VwFvwHKfwdc(リンクはpart1のもの)
よく用いられるものとしては、斜面で敵を倒してお宝を滑らせて距離を離し、倒した敵を画面に入れずにお宝を回収するというものがあるようだ。
3.に関して、2021年に入ってピクミン2はHSS0136氏により5日クリアが達成された(https://www.youtube.com/watch?v=ylE1-kSL4KI)のだが、このルートを応用すると、たおした数を5に抑えてめざめの森に行けると考えられる。初日はフラグが複雑で、実践していないため誤っている部分もあるかも知れないが、その考えを以下に述べる。
まず、初日ゼンメツ→2日目にアカコチャッピーを倒す→死亡観測後イベント発生前に1日を終える→セーブせず前回セーブからやり直す→新しいファイルでスタートとすると、操作可能になってすぐルーイとの通信が回復するイベントが起きる。このイベントは、アカコチャッピー等を倒すと起きるのだが、このフラグがファイル選択画面に戻っても維持されるバグを利用している。これで、アカコチャッピーを倒さず、ルーイに切り替えてペレット草5つを倒し、赤ピクミンを16匹まで増やし、紙袋を潰してオリマーとルーイが合流するムービーを起こせる。このムービーを見るまで、ダメージを受けることができず、ポンガシグサにピクミンを入れることもできないので、ピクミンを16匹までは増やさなくてはならない。あとはアカコチャッピーを用いて崖を登り、始まりの洞窟で紫ピクミンを増やしてスフィアマップを回収する。