夢想メモリ

ゲームの攻略、データ、感想、縛りプレイのこと等を中心に、ゲームとは無関係の雑記も書きます。

ニートになる予定の人は学生の内にクレジットカードを作ろう

大学・大学院・短大・専門学校に在籍していて、 卒業または中退の予定があり、その後ニート、フリーターになるつもりの人は、 学生の内に自分のクレジットカードを作ろう。自営業をするつもりの人にも当てはまる。 ここでするのは、学生の内にカードを作っておけばステータスの高いカードを作るのに有利とかいう意識の高い話じゃなく、 学生やめて収入無いとカード作れないから収入無くても作れる内に作ろうという話だ。 正規雇用じゃなくてもフルタイムで勤めるつもりなら就職してから作っても問題無いと思う。 多分学生でも作れるカードは派遣とかでも作れる。

ちなみに親の家族カードだと自分の信用情報が蓄積されないし、親が亡くなったら使えない。

もう既に学生をやめて審査の通らない人は自分の支払手段が欲しければデビットカード推奨。

クレジットカードの支払手段としての利点

ネット通販で手数料がかからない

代金引換、コンビニ支払い、銀行振込は殆どの場合に手数料を必要とするが、 クレジットカードなら普通は手数料がかからない。これはデビットカード等も同様。

例外として銀行振込は一部オンラインバンキングで手数料無し。 代引、コンビニは販売店が負担する所もあるらしい。具体的な例は知らない。 クレジットカードで支払う方が高いと言うのは10年以上前のイートレンドしか聞いたことがない。

ポイントが付与される

クレジットカードでは支払った料金の1%程度相当のポイントが付与される。 ポイントの使途はカードによって異なる。デビットカードでも付くものがある。

信用情報が蓄積されるので、働くようになった場合にローン等が借りやすい

クレジットカード会社はCIC等の信用情報機関に加盟しており、 クレジットカードによる支払は一括払いでも債権債務関係が生じるので、 ちゃんと代金を支払っていれば債務を履行した記録が付く。 これによって住宅ローン申請や新たなクレジットカード作成の際に有利になる。 一生仙人のように暮らすと決意している人も気が変わるかも知れないので意識しても良いと思う。 これはクレジットカード払いに特有。

ネット通販で家から出る必要があまりない

オンラインバンキングを除く銀行振込、コンビニ払い等では支払の為に外出する必要がある一方、 クレジットカードによる支払いなら口座残高さえ残っていれば家から出なくて良い。 この点はデビットカードやオンラインバンキング等の方法でも実現可能。

代引の方が預金の必要も無いが、ダウンロード販売や回線等の契約では原理的に使えない。 また、プリペイドカードは銀行預金と違って現金に戻せないので大量購入するとリスクがある。

その他の利点

付帯保険がある。特に海外に行った場合の医療費を負担してくれるものが多い気がするが、海外に行く予定が無いので詳しいことを知らない。

分割払いなどで支払いを遅らせることができる。 リボ払いの月額を利用枠と同額にしてポイント還元率を高めるとか、 殆どの支払いを金利手数料の必要ない二回払いにして月の平均利用額の半分を運用に回すとか 活用方法が無い訳ではないが、基本的にクレジットカードの利用枠で買える程度の物を分割して購入すべきではない。

料金が実際に引き落とされるまで複数の会社が関係して時間がかかるので、 通販で頼んだ商品が届かない等の詐欺に遭った時に返金される可能性が、例えば銀行振込よりは高いかも知れない。 振り込め詐欺の場合だと相手の口座を凍結できても既に預金が引き出されていて回収できないことが多いらしい。 クレジットカードの場合、販売店がまともでなくても、 クレジットカード会社と販売店を仲介する決済代行会社等、抗弁の可能な相手が多くなる。 尤も、まず騙されないようにすべきだし、詐欺を行うサービスはクレジットカードが使えないことが多い。

デビットカードについて

ここで指しているのはJ-Debitではなく国際ブランドカードの方である。

クレジットカードを作る前に学生を終えてニート等になってしまった人は、 (フルタイムで勤める気が無くて支払手段が欲しいなら)デビットカードを作ろう。 デビットカードはクレジットカードと同様に国際ブランドを通した決済だが、 利用した額が即時に銀行口座から引き落とされる。この為、通常は審査が無い。

デビットカードは、クレジットカードと比較した場合の欠点として

  • 一部の月額料金の支払いなど使えないものがある
  • 債務じゃないので利用しても信用情報は蓄積されない
  • 債務じゃないので分割払いなどはできない

ということが挙げられる。一番上の項目の使えないサービスがあると言うのは、 デビットカードは残高不足による利用不可が、 クレジットカードの利用停止より頻繁に発生すると考えられるので、 取引の確実性を重視するシステムから避けられているのだと思う。 ETC付帯のデビットカードも存在しないが、これは処理速度を重視していて残高照会を行えないのが理由だと思う。

また、ポイントの付与率も低い傾向があるというが、 そんなに大量のクレジットカードとデビットカードを比較してないので知らない。

国際ブランドの選択

もしもよく利用する店がJCBしか使えないならJCBに、それ以外の場合はVISAかMasterにすると良い。 JCBは海外だと日本人観光客が多い所くらいしか使えないし、国内でも使えないサービスがある。 私が身近に感じる所だと、PixivFANBOX、Booth、FantiaはJCB不可。スシローなど外食チェーンで使えない所もある。

AMEX、Diners、銀聯などは国内だともっと使えるサービスが少ないので非推奨。

クレジットカードで決済ができる殆どの場合で、VISAとMasterの両方は使える。 VISAとMasterの内片方しか使えないというパターンは少ないが、 オリンピックのチケットがVISAだけ、コストコはMasterしか使えない等の例がある。

最後に

おすすめのクレジットカードを紹介!……すれば典型的なアフィリエイト記事なのだが、 私は広告収入を得ている訳ではなく、この記事の趣旨は引きこもり向け(?)ライフハック(?)のつもりなんだ。 良いカードは用途に応じて自分で探して欲しい。選択肢は実質少ない。

私個人の感覚でネガキャンしておくと、学生向け・学生専用カードはやめよう。 卒業後あるいは卒業後に初めて有効期限が切れた時点で 一般カードへ切り替えるようになっており、ここで再審査が行われることになっている。 利用履歴に問題が無ければ新しいカードが発行されるとは思うのだが、 新規発行と同じ基準を用いるとか通常の途上与信より厳しく審査するとかで無職だとカードが持てなくなったら怖い。

無事にカードを発行できたら遅滞などしないように大事に使おう。 収入が不安定な人が発行審査基準の甘いカードで滞納するとすぐ止められる(らしい)し、 信用情報に傷が付いて次はもっと作り難くなる。 ここまでおすすめばかりして来たが、お金の管理ができないならカードは作らない方が良い。